昨年はジャストシステムが新規参入し、そして今年はVista発売に合わせてマイクロソフトが総合セキュリティソフト「Windows Live OneCare」でセキュリティソフト市場に参入してきた。マイクロソフトは1ライセンスで3台までインストールでき、店頭価格6500円で販売しているが、さらに発売記念キャンペーンとして2000円キャッシュバックも行っている。マイクロソフトは1月29日-2月4日の発売週で4.1%のシェアを獲得した。
しかしVista発売に際し、多少ながら変化が出始めた。1月22日に発売した同製品のVista対応版で「Certified for Windows Vista」という、Vista上での品質が第三者機関に認定されたことを示す称号を取得。セキュリティメーカーではトレンドマイクロしか取得できていないのが奏功したか、1月29日-2月4日のVista発売週には前週の24.9%から3ポイント増の27.9%のシェアを記録した。