同製品は、地デジチューナー基板とB-CAS基板を1スロットに納めたコンパクト設計で、きょう体内部の狭いパソコンでも搭載が可能なほか、ハイビジョンを追求した動作再生エンジンの「Super Live Creationエンジン」を搭載し美しい動画を再現できるのが特徴。5月中旬から出荷を開始している。価格は2万1000円。
パソコンでデジタル映像を鑑賞する需要が増えることから、地デジ対応の映像関連機器を次々と発売していくわけだが、アイ・オー・データにとってはビジネス領域を広げることにもつながる。TVキャプチャ対応のソフトウェアとして自社開発の「mAgic TV Digital」を今回の製品でも添付しており、電子番組表の録画機能を使いやすく強化したという。同ソフトウェアの「パソコンメーカーによる本体へのバンドルや、OSメーカーへのOEM提供を行っていきたい」(細野社長)意向。