液晶テレビの店頭市場をけん引するシャープとソニーの全販売台数に占める平均画面サイズが、ここのところ対照的な動きを見せている。北京オリンピックに向けて大型化が進んだが、昨年夏以降は一服。年末商戦に向けてはシャープが大型化傾向なのに対し、ソニーが小型化へと急速に転じている。
シャープ製の液晶テレビは、今年1月が平均31.7型で前年同期の昨年1月に比べても1.7インチほど大型化。一方、ソニーは昨年7月の33.4型をピークに小型化へ転じ、今年1月の平均画面サイズが30.8型となった。
今年1月のインチ別の台数比率では、「32型」が37%で、次いで「20型」が17.8%を占める。“売れ筋”である10万円未満の主要サイズだけで過半数を占めている。
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