ICレコーダーは、台数が前年比2ケタ増えて121.6%と伸びる一方、単価下落が進んでいる。リニアPCM(アナログ信号をデジタルデータに変換する方式)の需要が一気に加速した。
2009年3月には、同1月に平均単価が4万3200円だったものが1万9200円まで下落したことが拍車をかけたようだ。
リニアPCM非対応のメーカー別シェアは、03年3月単月で三洋電機がソニー、オリンパス抜きトップに躍り出た。三洋が低価格で展開したことが理由だ。
PCM対応では、ソニーが単価を一気に半額以下まで引き下げた廉価版を出したことなどで、競合3社の争いが熾烈になってきている。
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