家電量販店の携帯オーディオ市場は、3月に続き4月も低調に推移している。4月は前年同期に比べ台数ベースで97.9%に落ち込んだ。
こうしたなかで、メーカーのシァア争いに変化が現れている。メーカー別の販売台数シェアでは、依然としてアップルがトップをキープしている。しかし、ソニーがじわじわとシェアを高め、差を縮めてきているのだ。4月の台数シェアは、トップのアップルが47.9%、2位のソニーが35.9%。その差は12ポイントまで縮まってきた。
年末商戦が始まる頃の2008年10月には、ここ1年間で最大の37.1ポイントまで差が拡大した。しかし、ソニーの「NW-S630F」シリーズは、高音質でFMラジオを搭載したことで販売台数を伸ばしたのが差縮小の要因だ。
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