2009年10月22日にマイクロソフトの新OS・Windows 7が登場してから約11か月。エディションは「Windows 7 Home Premium」が主流になり、情報処理能力は通常の32bitからより性能の高い64bit対応モデルの割合が増えてきている。

 09年10月のOS別販売台数構成比は、Windows 7がデスクトップで21.1%、ノートで11.7%だった。その後、Windows 7は比率を高め、10年7月には前者が84.1%、後者は89.0%となり、Windows搭載PCは「7」へとほぼ切り替わっている。

 Windows 7のエディションには、「Starter」「Home Premium」「Professional」「Ultimate」の4種類がある。Windows 7を搭載したPC全体に占める販売台数構成比は、09年10月以降、家庭向けの「Home Premium」がデスクトップ99%超、ノート90%弱で推移し、大半を占めている。一方、ノートPCに限った「Starter」の割合は1割程度で推移しており、ネットブックの伸び悩みがそのまま反映されている。

 「Windows 7 Home Premium」搭載PCで、09年秋冬、10年春、10年夏モデルごとに実売のあった製品数をJANベースでカウントすると、32/64bitの製品数構成比は、デスクトップ・ノートともに09年秋冬、10年春モデルは32bitが6~7割を占めていたが、10年夏モデルでは64bitが7割に迫っている。

 今後は、PCのOSは64bitが標準になっていくだろう。しかし、現在、64bit対応PCやPC周辺機器、PCソフトを使うメリットが明確ではなく、機能としての注目度や活用度はまだ低い。メーカーや販売店が、その利便性をユーザーに訴求していくことが不可欠だ。