主要なインスタントメッセンジャーがハイビジョン(HD)に対応するなか、ロジクールは、いち早くHD対応のウェブカメラを発表。エントリーからハイエンドまで、6製品を揃えた。Ustream配信を支援するウェブサイトをオープンするなど、テレビ電話だけでなく、広がりつつあるストリーミング配信向けとしても訴求していく。

 ウェブカメラで世界No.1のシェアを誇るロジクール。マーケティングコミュニケーションPRスペシャリストの寺沢卓哉氏は、現在のウェブカメラのトレンドを、「ワイドスクリーンを備えるPCが増え、16:9のアスペクト比をもつHD対応製品のニーズが高くなってきている」と語る。すでに、SkypeやWindows Live Messengerのベータ版など、主要なインスタントメッセンジャーがHDビデオに対応している環境のなかで、ロジクールは8月、HD対応のウェブカメラ6製品を発表した。エントリーからハイエンドまで、すべて720pのHD品質でテレビ電話が楽しめる。とくに8月27日に発売したフラッグシップの「ロジクール HDプロ ウェブカム C910」は、フルHD(1080p)動画の撮影に対応したほか、二つのマイクでのステレオ録音、明るい画像を撮影できるカールツァイス製レンズの採用など、贅沢な装備をもつ。 

ロジクール HDプロ ウェブカム C910

 寺沢氏は、「当社のウェブカメラは、独自のソフトによって、明るすぎるところでは白トビを防止し、暗い場所では顔を明るくするような最適化を施す。他社製品とは大きく異なり、よく知れば必ず選んでもらえる製品に仕上がっている」と自信をみせる。

 ウェブカメラの用途は、これまでのテレビ電話から、Ustream、YouTubeといったストリーミング配信へと広がりつつある。ロジクールでは、その両方をターゲットに据える。テレビ電話では、手軽に始められるソフト「Logicool Vid HD」を無料公開。ストリーミング配信では、撮影したHD動画をワンクリックでFacebookやYouTubeにアップロードできる機能を搭載するほか、Ustream配信初心者を支援するウェブサイトをオープン。HDモデルを積極的にアピールしていく。(武井美野里)

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