「親として背中を見せる番がきた」

 父親が若くして急逝。そのとき「人生は思うほど長いものではない」ことを悟った。やがて子どもが生まれ「今度は自分が父親として背中を見せる番がきた」と感じた。それが、起業への動機づけの一つとなった。

 2013年に勤めていた双日を退職。Thinkingsの前身となるイグナイトアイを起業した。きっかけとなったのは双日が一部を出資する、さくらインターネットが北海道に巨大なデータセンターを開設したことだ。同社の田中邦裕社長とはほぼ同年代。「若い経営者が日本のインターネット産業で活躍している」ことに大いに刺激を受けた。