ITリテラシー向上に総額206億円
IT学習機会の提供では、総額205億7800万円の予算案だ。前年度の約500億円に比べると半減したが、国民のリテラシー向上に継続的投資は必要だろう。予算額では、IT利用の地域拠点の整備等が大きく118億400万円、高齢者等の対策費は16億300万円、職業能力開発費が71億7100万円となる。
【2】IT学習機会の提供 (1) IT基礎技能講習事業等の成果を踏まえた国民の情報リテラシーの向上及び高齢者、障害者の情報リテラシーの向上(総務省、文部科学省、農林水産省)
地域住民がIT基礎技能等を習得できるよう、IT利用をサポートする指導者の養成などの住民サポート事業の推進や地方公共団体の実施するIT講習会等の支援など、国民の情報リテラシー向上のための取組を行う。
あわせて公民館・図書館等の社会教育施設等の情報基盤の整備を図る。
また、高齢者、障害者を対象とした講習会を開催するほか、バリアフリー型利用施設の整備について補助を行う等高齢者、障害者の情報リテラシーを向上させるための取組を行う。
(2) IT職業能力開発の効果的、効率的な推進(厚生労働省)
ITを活用する能力が不足していることに起因する雇用のミスマッチの解消を図るとともに、IT社会をリードする人材の育成を図るため、IT職業能力機会の提供を行う。
2.国民の情報リテラシー向上
1.現状 2.国際比較 3.今後の方向性