東京・秋葉原駅前の再開発事業が進んでいる。その中核を担うのが、最先端の情報インフラを備えた2棟のビル「秋葉原ITセンター」(仮称)と、超高層マンション「TOKYO TIMES TOWER(トウキョウ タイムス タワー)」だ。双方とも完成予定は2004年以降と少し先で、どのような建物になるのか把握できない状況だったが、このほどその一部を垣間見る施設が開設された。04年9月に竣工予定の「TOKYO TIMES TOWER」のモデルルームが東京駅八重洲口にオープンし、一般公開を始めた。再開発事業の中で重要な役割を果たすことになる「TOKYO TIMES TOWER」では、どんな仕組みが用意されているのか。秋葉原の活性化にはつながるのか。(木村剛士●取材/文)
再開発される地区は、秋葉原駅前都有地のJR山手線に接して、中央通り側に位置する「秋葉原1街区」と「同3街区」で、総面積は約1万6000平方メートル。中心的な役割を果たす建物として位置づけられているのが、地上31階建ておよび22階建ての2棟にまたがる「秋葉原ITセンター」と、40階建て超高層マンション「TOKYO TIMES TOWER」だ。
昨年2月の再開発事業コンペで鹿島など3社が当選して以来、表立った動きがみられなかった再開発事業だが、3月8日に「TOKYO TIMES TOWER」のモデルルーム「TOKYO TIMES TOWER STATION(トウキョウ タイムス タワー ステーション)」がオープンし、開発経過の一部を垣間見ることができるようになった。
「TOKYO TIMES TOWER」は、建築面積1479平方メートル、地上40階、地下1階建て、延床面積3万9518平方メートル、総戸数319戸からなる大規模な居住用マンション。1LDKから4LDKまで46タイプの部屋が用意されており、広さも約40-200平方メートルまである。価格は約3000万-2億円程度となる見込み。
東京・秋葉原駅前の再開発事業が進んでいる。その中核を担うのが、最先端の情報インフラを備えた2棟のビル「秋葉原ITセンター」(仮称)と、超高層マンション「TOKYO TIMES TOWER(トウキョウ タイムス タワー)」だ。双方とも完成予定は2004年以降と少し先で、どのような建物になるのか把握できない状況だったが、このほどその一部を垣間見る施設が開設された。04年9月に竣工予定の「TOKYO TIMES TOWER」のモデルルームが東京駅八重洲口にオープンし、一般公開を始めた。再開発事業の中で重要な役割を果たすことになる「TOKYO TIMES TOWER」では、どんな仕組みが用意されているのか。秋葉原の活性化にはつながるのか。(木村剛士●取材/文)