世界のITリーダーを目指せ

ハード・ソフトウェアの要素技術では、一部アジアで元気があるものの、マクロ的な視野でみれば、依然、欧米が主導権を握っている。アジアの中で日本だけがリーダーシップを発揮できるとは考えにくい。
今後5年間、日本のIT産業がリーダーシップを発揮できるとすれば、アジアの枠組みではなく、世界の枠組みで成功しなければ、アジアのリーダーにもなれない。アジアのITリーダーの多くは、日本の経営者よりも遥かにグローバルな視野をもっている。
日本国内を振り返れば、95年以降の労働人口は減少傾向にあるという。人手が減るなかで、国力や経済力を維持するには、ITの力を使うほかは有効な手段がないだろう。このため、国内では、継続的なIT投資が見込める。IT産業にとって成長の余地は十分にあると見ていい。
次に、当社の5年後を考えた場合、やはり思い浮かぶのは、売上高1000億円、経常利益50億円を達成することである。すでに成長に向けた基盤は、ここ数年ででき上がったと自負している。すでに、独自の業務アプリケーションやセキュリティ、アウトソーシングなど得意分野をいくつか獲得した。
また、これからは、IBMスタイルのスマートな社員ばかり増やしても仕方がない。JBCCグループには、メーカーとしてのモノ作りへのこだわりや得意技、体育会系のパワーなど、良い面がたくさんある。私は就任当時から、次世代のトップは生え抜きのJBCC社員であるべきと考えている。