よりパーソナルへ

現在のIT業界は変革期にあり、「5年後の業界像はこうなる」という明確なビジョンが見えていない、というのが正直な意見だ。
しかし、ITの技術革新は今後も継続して進んでいき、新たなビジネスチャンス、ビジネスフィールドは、大いに存在すると捉えている。
ITインフラの高度化が今以上に進み、どこからでもITを利用できるユビキタス環境が5年後には整っているだろう。この環境がもたらす新たなビジネス範囲は、非常に幅広く、提案できていない分野はいくらでも出てくる。
具体的には、企業、家庭などにとどまらず、よりパーソナル(個人)な部分まで踏み込んだソリューションニーズが出てくる。
また、教育機関や医療関係などは、潜在需要を秘めている市場だ。
当社では、タブレットPCやIP電話など、今後ニーズが期待できる製品をいち早く社内に導入している。
これらの新しい技術について、どのような使い方があるか、また、どのようなサービスを付加すれば顧客の満足度をより満たすことができるかを、実際に利用しながら常に研究している。
提案方法は、身近なところにいくらでもあり、自らが開拓するものだ。
5年後にさらなる飛躍を遂げているためには、自らが新しい製品、サービスを率先して創造しようとするチャレンジ精神を、常に持ち続けていることが重要だ。