顧客の信頼に応え前進

5年後になれば、現在立ち上がりつつあるアウトソーシングやASPサービスを利用することが普通になっている。オフィスの光景は一見変わらないが、「リアル・オン・リアル」、「リアル・オン・ウェブ」というようにリアルとバーチャルの融合が進んでいるに違いない。
大塚商会として、その両面で顧客をしっかりサポートし、信頼関係を構築することを目指していく。今考えているコンセプト通りのサービスが顧客に受け入れられていけば、業界のトップグループを走っているだろう。その中には、ASPサービスだけでなく、ある部分で“事務代行”のようなサービスも出てくるかもしれない。「顔は十一面観音、体は千手観音」の姿勢で、顧客からの信頼にしっかり応えていきたい。
顧客の側では業務コストの低減が永遠の課題。業務全般にわたってローコストに対する要求はさらに強くなってくる。極端に言えば、今のサービスプライスを半値にできるくらいの覚悟がなければ、顧客との信頼関係も築けないのではないだろうか。
最先端のテクノロジーを活用する企業が増える一方で、中小企業などレガシーシステムを活用する企業も残っている。それゆえに、顧客に対し最先端だけでなく、総合的なソリューションを提案できる能力が必要。あらゆるニーズに応えるためには、大塚商会がきめ細かいサービスを提供できる能力を維持していく。大塚商会自身も、見かけは変わらないが中身が大きく変わっているはずだ。