地域密着をより強固に

5年後の業界像をイメージした時、当社のようなディストリビューション事業を手がけている海外企業が、日本市場に数多く参入しているのは確実だろう。
現在、海外のディストリビュータは、国内市場にはほとんど参入していないが、5年後は違う。
国内のディストリビュータに限らず、海外企業との競争にも打ち勝つ企業体質を作らなければならない。
そのなかで、当社はこれまで同様、地域密着型のビジネス展開を重視していく。
ユーザーに足を運び、直接対話をしながら要望に応えるビジネススタイルは、当社が長年培ってきたものであり、大きな強みだ。
全国を網羅する70の営業拠点は大きな武器になる。今後参入してくる海外企業に、この体制は真似できないだろう。
この拠点を核とした地域密着型のビジネスで、ディストリビュータとしてのシェアナンバーワンにこだわり続ける。
5年後の商材は、依然としてパソコンが中心になっているだろう。
今は出荷台数が伸び悩んでいるが、ユビキタス環境が整ってくれば、各個人が2-3台のパソコンを所有するのが当たり前になってくる。
そうなると、まだまだ提案すべきフィールドはたくさんある。
パソコンがあって、周辺機器のビジネスも成り立つので、パソコン販売に力を入れる姿勢は5年後でも変わらない。