大手IT機器メーカーの今年度(2004年3月期)第1四半期連結業績が出揃った。景気が回復基調にあるなかで、個々の企業の決算は回復の波に乗りつつある。半面、東芝のように北米市場を中心とするパソコン価格ダウンの影響を受けた企業もあった。体質改善が効果を発揮し、不採算事業の収支を黒字化した企業がある一方で、富士通のように改革の途上で、出口の見えない業績悪化に苦しむ企業もある。景気の先行指標とも言える半導体事業については、各社の大規模なリストラが効果を出すとともに、市況回復で業績が改善、各社の第1四半期業績を下支えする結果になった。(川井直樹●取材/文)