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岐阜県岩村町、町全域を無線LANでカバー 全国初の広域ユビキタスを構築

2003/12/01 21:12

週刊BCN 2003年12月01日vol.1017掲載

 岐阜県岩村町が今年10月から、町全域を無線LANでカバーするユビキタスネットワークサービスを提供し始めた。同時にFWA(加入者系無線)方式による高速インターネット接続サービスも提供している点が特徴だ。ブロードバンド不毛の“山里”が先端の通信環境を一気に手に入れた。こうしたサービスが可能なのは、町側が公共ネットワークを住民に開放しようと「構造改革特区」の認定を受け、第1種通信事業者として通信事業を手掛けているからだ。総務省が推奨するCATV(ケーブルテレビ)方式に比べて、5分の1のコストで効率的な公衆接続サービスの環境を作り上げた。小規模な町でも工夫次第で住民本位の先端通信環境の整備が可能なことを示す。(坂口正憲●取材/文)

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