デジタル家電が最大の注目を集めるなか、大阪に本社を置く松下電器産業とシャープのトップが相次ぎ年頭会見を開いた。松下電器の中村邦夫社長は、2004年度(05年3月期)をスタート年度とする新中期経営計画「躍進21計画」を策定し、「06年度までに連結営業利益率5%を目指す。さらに2010年度には10%を達成したい」とした。一方、シャープは長年続けてきた液晶開発・生産への投資が実を結び、町田勝彦社長は「06年度には液晶の売上高を今年度の2倍、1兆円を目指す」考えを明らかにした。ともにデジタル家電の成長がカギになることは確実で、需要開拓がこれらの目標達成を支えていく。(川井直樹●取材/文)