NECのパソコン生産拠点となっているNECパーソナルプロダクツ(片山徹社長)の米沢事業場(山形県米沢市)。国内生産拠点再編の嵐を乗り越えて、ノートブック型やデスクトップ型パソコン生産の中核として生き残った。現在では、「トヨタ方式」の生産管理手法を取り入れることで生産革新を果たし、今年度(2004年3月期)は00年度(01年3月期)に比べ年間約60億円の生産コストを削減するなど、大きな効果を上げている。生産効率も01年度は1人あたり日産10台以下だったが、今年度末には50台を突破し60台に到達する見込みという。アジア地域の平均値が15-20台といわれるなかで、3-4倍も高い生産性だ。その米沢事業場で、生産革新の現場を見た。(川井直樹)