宮城県桃生郡矢本(やもと)町は、人口3万2108人(2004年3月末)で、一見平凡な田舎町である。しかし、ITを活用した町づくりでは、全国でも例のないユニークな施策を次々と打ち出している。たとえば、2000年には全国で初めて議場にパソコンを導入すると共に、「マルチメディア研修センター」として町民に開放、年間約50回のパソコン講習会を開催してきた。この5月30日には、「矢本ふれ愛 情報プラザ」をオープンしたが、これは「全国でも5指に入る規模と内容」(小山直美・矢本ふれ愛情報プラザ所長)を持った施設である。ITによる町づくりを目指す矢本町の試みを追った。(石井成樹)