パソコンおよび関連機器を巡り、PCサプライとメモリの両市場が業界を賑わせている。まずは、メモリでトップシェアのバッファローが7月1日にマウスを発売し、サプライ市場に参入。一方、7月15日には、マウスで首位につけるエレコムが増設メモリを発売した。トップメーカー同士の相互参入で市場にはかつてない激しい火花が散るとの観測もあるが、角度を変えれば違った見方も浮かび上がってくる。というのも、両社ともホームネットワークやAV(音響・映像)関連機器など新しい領域のビジネス拡大を視野に入れており、今後はこうした領域で開発を中心に多大な投資が必要となってくる。そうした資金需要に備えるため、高利益が期待できる分野へそれぞれが参入したとも言える。(佐相彰彦●取材/文)