多発する個人情報漏えい事件と、来春から施行される個人情報保護法を背景に、ITベンダーの情報セキュリティビジネスが活気を帯びている。そんななか、情報漏えいが起きた場合に備え、「個人情報漏えい保険」を新たに商品化する保険会社が急増している。情報が漏えいした際の損害賠償費用を負担したり、その後の対策費用を提供する商品だ。ITベンダーの中には、自社のセキュリティビジネスの付加サービスとして保険を組み入れるなど、保険会社と協業するケースも出てきた。「まだまだ発展途上の商品」との声もあるが、個人情報保護法の施行が迫るにつれて、ますます注目を集めそうだ。(木村剛士●取材/文)