その他
KOTRAとJETRO、ソウルで商談会開催 九州のIT企業14社が参加
2005/07/04 15:00
週刊BCN 2005年07月04日vol.1095掲載
【ソウル発】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は6月23日、日本貿易振興機構(JETRO)とともに韓国ITおよび韓国ソフトウェアの日本市場進出のため、「ITおよびソフトウェア対日輸出商談会」をソウル廉谷洞にあるKOTRA本社で開催した。この商談会には、日本国内のIT拠点として新しく注目されている九州地域の有力ITおよびソフトウェア企業14社、韓国IT企業35社が参加し、日本市場進出のためのセミナーに加え北九州市とソウル地域のIT企業の提携調印式、そして各企業担当者が直接面談し製品を紹介する商談会が同時に開かれた。(鄭 載学(ジョン・ジェハク=BCNソウル特約記者)●取材/文)
相互協力目指し提携調印式も
■日本市場進出テーマにセミナー
今回のイベントは、日韓両国の公的な貿易振興機関であるKOTRAとJETROが手を取り合い両国企業の実質的な交易促進を直接支援しようというのが狙い。両国の市場の現況などについて詳しく情報を提供し合い、両国企業がお互い面談をし、直接取り引きが成立するようにサポートしたことに意義がある。
午前中には日本進出を希望する韓国IT企業関係者らを対象に「対日ソフトウェア市場進出戦略」セミナーが開かれた。セミナーには両国IT企業代表および関係者らが参加し、日本のIT市場の現況と北九州地域の市場環境などについて多くの情報を韓国企業に提供した。
最初に登場したパク・キシク・KOTRA福岡貿易館館長は「九州地域は韓国と距離が近いだけでなく、地域の人々が韓国文化もよく理解しているので、親近感の度合いからいっても非常に近い」、「日本全国での韓国商品シェアが4%なのに対し、九州地域は7%に達するほど韓国商品に対する関心が非常に高い」と話した。
ホームページ制作の専門業者であるGIリンクのキム・ジェホ社長は、「昨年北九州を訪問した時、地域のIT企業らの高い関心と協力体制に感銘を受けた」と話し、「日本市場は世界で最も参入が大変で難しい市場。しかし、長期不況を経験しているので、製品の品質が良く価格が手頃ならば海外企業も制限を置かず受け入れてくれる。韓国の小さなIT企業が進出するにはいいチャンスになる」と自分の経験を語った。
このほか、ランテックソフトウェアの庄司裕一社長とインタープロのチェ・ジョング副社長が、日本市場の独特なソフトウェア流通構造と日本IT市場の特徴などについて発表した。
■盛り上がり見せた商談会
セミナー直後には、北九州地域のIT企業の集まりであるKLIC(北九州リーグ・オブ・インターナショナルITカンパニーズ)とソウル地域のIT企業の集まりであるSLIC(ソウルリーグ・オブ・インターナショナルITカンパニーズ)の相互協力のための調印式が開催された。KLICは、韓国や中国などアジア地域を中心に国際ビジネスに関心が高い北九州地域IT企業の集合体。昨年6月に設立された団体で、ランテックソフトウェア、イーコムジャパン、モノリスなど10社が参加している。一方、SLICは日本市場に関心が多いソウル地域IT企業らの集まりで、今回の日韓交流行事のためにKLICをモデルにして作られた。ナモソフトウェア、ハーンソフト、ヒュメックス、シン・ウォン情報通信、オフィニティなど10社が参加している。
庄司裕一・KLIC会長は「今回の調印は始まりに過ぎない。これから多様な協力の成果を数字として見せられるようにしたい」と意欲を見せた。シン・ウォン情報通信社長でSLIC初代会長を務めるファン・ジェゴン会長は、「昨年、北九州を訪問した時にKLICの活動を見て、SLICをつくった。海外進出の際、会員企業間の情報共有はもちろん、共同プロジェクトが可能な部分については会員企業同士で協力したい」と話した。
この日、調印式には両国企業関係者以外にもパク・キシク・KOTRA福岡貿易館館長と宮崎裕・JETRO北九州貿易情報センター所長なども立ち会った。
一方、午後から開かれていた北九州市とソウル地域IT企業間商談会には、日本企業14社と韓国企業35社が参加し、4時間にわたってフェース・ツー・フェースで商談を進めた。KOTRAの関係者は、「日本企業はウェブ開発や通信、ネットワーク分野に関心が高かった」と分析し、「本格的な契約まで成立したわけではないが、かなり積極的に商談が行われ盛り上がりを見せた」と嬉しそうに話す。
今回の商談会に参加した韓国IT企業、ポエシスのイ・ジウン課長は、「具体的な結果はまだこれからだが、海外の業者が直接韓国を訪ね商談会を開く例はあまりないので、日本の状況を探るためにもよい機会となった」と、今回のイベントを評価していた。
【ソウル発】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は6月23日、日本貿易振興機構(JETRO)とともに韓国ITおよび韓国ソフトウェアの日本市場進出のため、「ITおよびソフトウェア対日輸出商談会」をソウル廉谷洞にあるKOTRA本社で開催した。この商談会には、日本国内のIT拠点として新しく注目されている九州地域の有力ITおよびソフトウェア企業14社、韓国IT企業35社が参加し、日本市場進出のためのセミナーに加え北九州市とソウル地域のIT企業の提携調印式、そして各企業担当者が直接面談し製品を紹介する商談会が同時に開かれた。(鄭 載学(ジョン・ジェハク=BCNソウル特約記者)●取材/文)
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