今年度上半期(2005年4-9月)のPCサーバー出荷台数で、NECとデルが、1%以下の僅差で拮抗しているとの集計結果が複数の調査会社から発表された。いずれも伸び率では直販メーカーのデルが上回り、既存チャネルを抱える弱点を巧みに突いて台数シェアを大きく伸ばしている。背景にあるのはPCサーバーのコモディティ(日用品)化で、需要が急増するなか、「従来型の代理店網中心の売り方だけではシェアの維持は難しい」との声も聞こえてくる。対抗策として、直販での大口案件の獲得や、ミドルウェアを絡ませた脱オープン化の試み、これまで直接取り引きがなかった全国の中小SIer、ISVの取り込みなど、国産メーカーは根本的な対策を迫られている。(安藤章司●取材/文)