ネットワーク機器販社が取扱製品を拡大しようと模索し始めている。なかでも、シスコシステムズのルータやスイッチの販売を主流とするネットワークインテグレータの積極策が目立ち、他社にはないネットワークシステムの提供を武器に、ネットワークインフラ上で動くアプリケーションソフトの開発に力を注ぐ。顧客企業を増やすためには、特定ベンダーに固執しないほうが良いと認識しているからだ。ネットワークインフラ機器に対する低価格ニーズが加速していることも要因となり、国内市場でトップシェアのシスコのブランド力が薄れつつある状況であるのも事実。国内ネットワーク機器の販売は、“ブランド力ありき”という時代が過ぎ去ろうとしている。(佐相彰彦●取材/文)