日本オラクル(新宅正明社長)は、相次ぎ買収したJDエドワーズ、ピープルソフト、シーベルの現行製品を、個別にバージョンアップする方針を打ち出した。これまでは、個別製品の新版リリースは2006年で終了させ、各製品の特化機能を実装した次世代統合アプリケーション「Oracle Fusion Applications(OFA)」を08年までに開発する計画だった。しかし、米国でユーザーから統合計画に難色を示す反応が強かったことから方針を変更した。各製品の次期バージョンは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)環境で各機能の部分的な組み合わせが可能になる。このため既存パートナーを主体に技術トレーニングや同社主導の案件発掘を強化し、3年後には、業務アプリケーション分野でSAPジャパンを超えて国内トップシェアを獲得するという目標を掲げている。(谷畑良胤●取材/文)