マイクロソフトは、大企業から中堅中小企業(SMB)までを網羅したITシステム運用管理製品群「System Center」の日本語版を、2007-08年に順次日本市場へ投入する。この製品群によって、世界標準のITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)をベースにした同社独自のIT運用フレームワークを各領域に適用できる。国内企業のIT投資は、6-7割が運用管理に利用され、戦略的IT投資に使う比率が世界の企業に比べ低い。ヒトの勘に頼る部分が少なくないため、運用管理が煩雑になりコストが高くなっていることに起因している。ITILなどを利用した運用管理の見直しは、2-3年前にようやく国内企業で始まったばかり。しかし、この製品群の登場で、運用管理を改善する機運が高まりそうだ。(谷畑良胤●取材/文)