ビジネスプリンタ業界は、「局地戦」から「空中戦」へとシフトし始めている。企業向け機器を提供する国内プリンタベンダー各社は、販売台数が稼げる都市部の個別企業に対する攻めから、再度、ローカルエリアを含めて全国の販売網を築くことに重心を移している。都市部攻略を進めていたデジタル複合機(MFP)をもつ大手が全国展開を加速したことに中堅中小企業向けの単機能プリンタ販売を主力とするベンダーが呼応。ローカルエリアの既存販社を引き締めるため、複合提案の仕方やサポートなどの支援を強化している。伸び悩むプリンタ市場を再浮上できるか各ベンダーの動きが注目される。