当社の製品のシステム・ネットワーク管理製品である「GROUND WORK Monitor」は、ネットワークを監視するOSSである、Nagiosをベースとし、OSSをえりすぐって統合した製品だ。例えば日立のJP1や富士通のシステムウォーカーとも共存可能だ。また、OSSのため柔軟な対応ができる。さらに、一般的なシステム管理製品と比べても、導入費用を20~30%抑えることができる。
――他の管理製品とどのように共存できるのか。
例えば、商用製品が対応できない監視対象があった場合にも、「GROUND WORK Monitor」で新しい機能を追加することで、対応することが可能になる。
――「GROUND WORK Monitor」のエディションについて教えていただきたい。
無償版の「GROUND WORK Monitor Community Edition」のダウンロードは1万6000件。いくつかの機能を追加し、UIを考慮した「同Professional Edition」は年間利用料によるサポート、アップデートが受けられ、インフォメーションポータルにアクセスできる。複数の拠点にまたがるため拡張性が要求され、何千~何万のサポートを必要とする大企業には「同Enterprise Edition」を用意している。