リーマン・ショックによって、市場全体が落ち込んだものの、徐々にもち直した日本。とくにIT業界では、2015年の市場環境について、ITベンダー各社の経営トップが「楽観視はできないものの先行きは明るい」などの見通しを示し、強気の姿勢でビジネスに取り組もうとしている傾向が高まっている。このような状況は、とくに東京でのビジネスが中心のITベンダーに多くみられる。一方、「国内2位のIT市場」といわれている大阪では、リーマン・ショックのダメージが大きく、ようやく底から抜け出したというところで、決して東京のように潤ってはいない。しかし、徐々にではあるが案件が出始めており、また別の観点からは観光客などの増加によって、ホテルや百貨店など、消費者を顧客対象とした企業が成長を遂げて、次のステップでIT化に取り組む可能性が高い。大阪のIT市場は今、どんな状況になっているのだろうか。(佐相彰彦)