その他
用友とは何者か 中国業務ソフト最大手の今を追う
2015/03/12 20:48
週刊BCN 2015年03月09日vol.1570掲載
記者の眼
中国国内では確固たる地位を築き上げている用友。しかし海外市場では、最も得意とする会計ソフトを販売しにくいという足枷がある。グローバルトップ3のISVを目指すとしても、ERPの周辺モジュールだけでは難しい。SAPやオラクル、マイクロソフトに並ぶためには、ブランド力を地道に磨いていくしかない。その実現には相当な時間がかかるとみて間違いない。
また、日本の会計ソフト市場を開拓することも難しいので、日本の業務ソフトベンダーにとっては、用友は脅威とはならない。むしろ、グローバルに進出する企業が増えている現在では、各国の財務会計ソフトと連携する仕組みを構築することで、お互いが補完関係になり得る。例えば、PCAがANWILLなどアジア各国のベンダーと推進しているERP・会計ソフトのグローバルアライアンス「ALAE」がそれだ。
一方、日本のSIerにとっては、用友は中国市場を開拓するうえでの有力パートナーとなり得る。知名度が高いだけでなく、新たな製品・サービスを続々と投入している。中国の日系企業に対して、現地市場の動きを捉えた最新ソリューションを提案できることは、競合他社との差異化要因となるだろう。
中国のトップERP・会計ソフトベンダー、用友。日本国内では、目立った活動を行っていないこともあって、その存在はあまり知られていない。しかし、中国でナンバーワンの地位を確立している同社は、現在、業務ソフトベンダーの枠を超えて、インターネット企業への変貌を遂げつつあり、グローバルIT市場でのビジネス拡大にも闘志を燃やしている。アジア発のISVとして、用友に勝ち目はあるのか。また用友は、日系ITベンダーの将来の有望パートナー、もしくは脅威となり得るのか。中国での現地取材を通して、用友のビジネスの今を解剖した。(取材・文/上海支局 真鍋武)
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