ASEAN地域は、昨年末にASEAN経済共同体(AEC)が発足したこともあり、一層の経済発展が期待されるエリアだ。しかし、各国の状況を細かくみれば、当然ながら一様に右肩上がりの成長を続けているわけではなく、同地域における日系企業のビジネスも、より精緻な戦略が求められるようになっている。結果として、彼らを支えるITベンダーのASEANビジネスも転換期を迎えているといえよう。早くからタイに拠点を置き、ASEAN地域で成果を上げている数少ない国産パッケージベンダーである東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の取り組みを現地で取材し、ASEAN市場のポテンシャルやITビジネスの成功のヒントを探った。(取材・文/本多和幸)