「Track A」のファーストセッションには、Arcserve Japanの今井敏博・ソリューション統括部統括部長が登壇。「バックアップはクラウドでも必要です!Arcserveがクラウド時代にも選ばれ続ける理由とは?」と題して講演した。

今井敏博
ソリューション統括部
統括部長 まず、今井統括部長は、「クラウドにシステムを移行すれば、バックアップは不要と考える人がいるが、それは大きな間違い」と説明。クラウドに移行しても、オペレーションミスや落雷でデータ損失した例がある。ランサムウェアに感染すれば、データが使えなくなるのはオンプレミス同様だ。そして、クラウドならデータが自動でバックアップされているわけではなく、有償オプションのケースもある。そのため、「バックアップはクラウドでも必須」と強調した。
次いで、今井統括部長はArcserveが日本市場で選ばれ続ける五つの理由を解説した。
第1は導入実績と日本市場での経験。主力製品の「Arcserve UDP」は、10年以上もトップシェアを維持している(ミック経済研究所調べ)。その実績から、米本社も重要市場として、日本のニーズをいち早く製品に反映させている。
第2は見積もりの容易さ。とくに、中小企業はクラウドや仮想化などバックアップ環境の複雑化で判断が難しい。Arcserve UDPなら三つのエディションから選択するだけで、多くはベースのAdvancedでカバーできる。
第3はクラウド環境へのすばやい対応。クラウド環境のバックアップ/リストアはもちろん、バックアップデータをクラウドにも保管することも容易で、災害対策にも活用することができる。データ転送は、重複排除などによって転送量を最小化し、回線負荷を抑制できる。オンプレミスとクラウドの一元管理も可能だ。国内外の主なクラウドサービスをサポートする。
第4はニーズに応えた豊富な機能。ユーザーが求めるほとんどの機能を網羅する。
第5は導入前後の充実したサポート。購入前の相談は専任スタッフが対応し、実機を使う無償トレーニングも頻繁に開催している。日本語情報も充実し、テクニカルサポートは経験豊富な日本人スタッフが対応する。
「サポートのユーザー満足度は95.1%と高く評価されている。全国のパートナーネットワークを含めた充実した支援体制も選ばれる理由だ」と今井統括部長はアピールした。

展示ブースでNo.1製品の魅力をアピール