日立製作所(東原敏昭・執行役社長兼CEO)は今年4月1日付で、大規模な組織再編を断行した。製品別のカンパニー制を廃止し、サービスとプロダクト主体の事業群を設けた。これと並行し事業戦略の柱として、5月にはIoTプラットフォーム「Lumada(ルマーダ)」の提供を開始。同社の強みであるOT(制御技術)とITを融合し、IoT領域で優位性を築くことをねらったものだ。そのOTの開発・製造などの“心臓部”である茨城県日立市にある「大みか事業所」は6月、エネルギーマネジメントシステムの国際賞を受賞。このユースケースで得た手法やノウハウは、スマートシティや次世代工場などに横展開する考えだ。Lumadaの具体例として注目される同事業所の環境活動を取材した。