また、パートナーであるシー・システムが技術サポート「質問し放題サービス」、日立ソリューションがRPAと統合システム運用管理を組み合わせた「JP1連携ソリューション for Robotic Process Automation」を展開するなど、協業の観点でもスケール支援を進めている。
一方で、19年10月にはRPAをサービスとして展開するRPA as a Serviceプラットフォームの提供を開始している。従量課金によるコストの最適化だけでなく、クラウド上からRPAを提供することで、管理機能付きのRPAをウェブ上から利用できるようになる。RPAを全社で展開するには管理機能が付いたサーバー型が望ましいとされるが、米田シニアマネージャーは「中小企業では個別にサーバーを用意するコストがネックになることが多かった」と語る。規模が小さい企業では紙ベースの業務の割合も多い傾向にあり、IQ BotとRPA as a Service(RPAaaS)を組み合わせた提案が、今後新たな顧客層を開拓する契機になる。(銭 君毅)