日立製作所は、IT事業セグメントの今年度(2021年3月期)営業利益率10%を堅持する見通しを示した。通年でコロナ・ショックの影響を受ける今年度、他の事業セグメントの営業利益率が押し下げられるなか、IT事業セグメントの稼ぐ力を保つことで、日立グループ全体の営業利益率5.3%、当期純利益3350億円の確保を目指す。リーマン・ショック直後の09年3月期に当期純利益で7800億円余りの赤字を出した日立。この10年来の事業構造改革の成果が試されるとともに、「Lumada(ルマーダ)」事業をはじめデジタル技術を駆使したビジネスが利益確保のカギを握る。(安藤章司)