富士通は6月11日、クラウドやインフラ構築・運用などのサービスを体系化し、新たに「FUJITSU Hybrid IT Service(以下、ハイブリッドITサービス)」の名称で提供を開始すると発表した。これまで顧客ごとの個別対応が多かった各種サービスを標準メニュー化し、コストやスピードを最適化する。また、「ニフクラ」の基盤を利用するVMwareベースのクラウドを、大企業の基幹システム移行先としても活用。2022年度にハイブリッドITサービス全体で売上高1兆円を目指す。(日高 彰)
このFJcloud-Vは、従来「FUJITSU Cloud Service for VMware NIFCLOUD」の名称だったサービスをリブランドしたもので、基盤としては富士通クラウドテクノロジーズの「ニフクラ」を採用している。これまでニフクラはWebサービスや中堅・中小企業向けという性格が強かったが、「7000社を超える採用実績を積み、大企業にも採用していただけるところまで力を付けてきた」(島津常務)ことから、大企業の基幹業務向け基盤に“格上げ”を図る。
富士通は6月11日、クラウドやインフラ構築・運用などのサービスを体系化し、新たに「FUJITSU Hybrid IT Service(以下、ハイブリッドITサービス)」の名称で提供を開始すると発表した。これまで顧客ごとの個別対応が多かった各種サービスを標準メニュー化し、コストやスピードを最適化する。また、「ニフクラ」の基盤を利用するVMwareベースのクラウドを、大企業の基幹システム移行先としても活用。2022年度にハイブリッドITサービス全体で売上高1兆円を目指す。(日高 彰)