富士通は、富士通クライアントコンピューティングの法人向けエッジコンピューティングデバイス「FUJITSU Desktop ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/W」の販売を6月15日から国内で開始した。

 Z0110/Wは、Windows Updateに特化した機能を備え、WSUSサーバーと連携した効率的なシステム更新の運用を可能とする。また、ネットワークアクセスポイントの実装により、無線環境のないオフィスにも容易に導入することができる。
 
「Z0110/W」

 従来、Windows Updateは、各端末からWindows Updateファイルを要求するため、WSUSサーバーへのアクセス集中による社内イントラネット回線の輻輳が発生し、ダウンロードに非常に時間がかかっていた。

 Z0110/Wでは、社内のWSUSサーバーに配信された大容量のWindows Updateファイルを最初の1台目となるマスター環境作成端末に適用する際、同時にZ0110/W内のストレージにWindows Updateファイルのキャッシュデータを一時的に保存する。マスター環境作成端末以外の複数端末は、このキャッシュデータからそれぞれ更新を実行するため、WSUSサーバーへの集中アクセスを防ぐことができ、ネットワークの負荷を軽減する。これにより、Windows Updateのダウンロード時間を15分の1以下に短縮し、アップデート時間の削減を実現する。

 また、これまでは端末の負荷分散のため、それぞれの拠点ごとに分配用サーバーの構築や各端末のWindows Updateの更新スケジュールを設定する必要があった。Z0110/Wでは、運用管理ツールにより、同製品とマスター環境作成端末の状態、Windows Updateの適用スケジュールを計画的に管理することができるため、サーバー構築の手間や運用管理などの工数を削減し、管理者の負荷を軽減する。

 価格はオープン。7月中旬から提供を開始する予定。