デル・テクノロジーズは6月4日、セキュリティ、BCP対策/災害対策、テレワークの課題解決を目的とした中小企業向けパッケージ製品「今すぐ始められる中小企業向け6つのITソリューション」を発売した。

渡邊義成 常務執行役員

 同日行われた記者会見の冒頭では、同社コンシューマー&ビジネス事業統括本部長の渡邊義成・常務執行役員が中小企業向けビジネスの近況を説明。「ユーザーの要望に合った製品・サポートが提供できていることや、提案を担当する『デルテクノロジーズアドバイザー』への中小企業向け専任教育プログラムの拡充など人材育成が進んでいる。また、米国本社は日本を優先投資先国としており、人員・マーケティング予算を強化している。これらの要因から中小企業向けビジネスは好調な推移となっている」と述べた。

 今回、発表された中小企業向けの六つのITソリューションは、セキュリティ対策、BCP対策/災害対策、テレワークの環境整備に対してパッケージ製品を提供する。同社ビジネス営業統括本部の井上孝宏・営業部長は、「中小企業のユーザーを対象に実施しているアンケート調査で、これらの項目への関心が高かった。具体的な課題に沿い、なおかつパッケージ化することで、ユーザーにとって分かりやすく、利用しやすい」製品群になっていると説明した。

 テレワークの環境整備では、「テレワークすぐ始められるソリューション」と「テレワーク保守・運用お手伝いソリューション」、セキュリティ対策では、「法人専用設計の堅牢性の高いPCシリーズ」と「ネットワークセキュリティ見直し支援ソリューション」、BCP対策/災害対策では、「緊急に備えるバックアップ基礎ソリューション」と「オンプレ・クラウドいいとこどりソリューション」を提供する。

 たとえば、テレワークすぐ始められるソリューションでは、同社が販売しているPC、Microsoft Office、マウス、ヘッドセットがセットになった「テレワーク応援モデル」と、Microsoft 365が備える機能のうち「Microsoft Teams」と「OneDrive」が利用できる低価格プラン「リモートワーク スターター プラン」をパッケージ化している。井上営業部長は、「テレワークの導入とセキュリティ対策を同時に実施したいという企業に対しては、複数のパッケージを組み合わせて提供するなど、柔軟に対応していく」と話す。

 また、6月5日から、デルテクノロジーズアドバイザーの新CMの放映をしている。渡邊常務執行役員は「これまでもCMを放映しており、デルテクノロジーズアドバイザーの認知率が年々、高まっている。新CMによりさらに、その流れを加速させ、顧客を獲得していきたい」と抱負を述べた。(岩田晃久)