Cogent Labs(コージェントラボ)は、強みとする手書き文字認識のAI OCRエンジンの技術を応用して、帳票や文書の自動仕分け、読み取りを行う文書処理プラットフォーム(PF)の領域にビジネスを広げる。帳票に記された項目と数値の関係性や文書のレイアウト全体の意味を読み取ってデジタル化し、基幹業務システムに受け渡しする文書処理のプラットフォームを開発を加速させる。

 企業間の取引業務では、紙やファックス、PDF、表計算、ワープロ、メールなどさまざまな形式の帳票や文書がやりとりされる。人の目で見れば、請求書なのか契約書なのかの種類の判別は一目瞭然で、誰に宛てたもので、金額はこの枠、個数はこの枠と認識できる。だが、これを機械が正しく認識するにはAI技術によって帳票や文書の意味を理解し、読み取る能力が不可欠となる。文書処理プラットフォームでは、さまざまな種類の帳票や文書を認識し、読み取ったあとのデータを基幹業務システムに入力するまでの自動化を目指す。
 
 同社では2021年12月に帳票や文書の仕分けを担う製品「SmartRead」の販売をスタート。まずはSaaS方式での提供で、22年の早い段階でオンプレミス版をラインアップに加えるとともに検索機能も順次拡充していく。オンプレミス版は、金融機関や自治体などクラウド環境にデータを出したくないと考える顧客が主な販売対象になる見込み。