
歯科技工士にフィットネスクラブのインストラクター。これまでのキャリアを聞いたところ、およそIT業界の営業パーソンとは思えない異色の経歴が口から飛び出す。この異色の経歴が、松田の持ち味だ。
高校卒業後、父親が歯科技工士だったこともあり、歯科技工士学校に進学。国家資格を取得し、卒業後は歯科技工士として働いた。その2か所目の職場がまさに激務。1週間、家に帰れず職場にこもりきり。飲まず食わずのときもあった。身が持たず心身が限界を迎えた。「どうせやるなら好きなことを」。筋トレが好きなこともあり、次の職場にフィットネスクラブを選んだ。
打って変わって、フィットネスクラブでの仕事は非常に楽しく、インストラクターとしてお客さんからも評判だった。10年以上勤めたが、その分、年齢を重ね、「いつかは体力に限界がくる」と感じるように。長く続けられる仕事への転職を考えたころ、お客さんとのつながりで出会ったのがニューテックだ。
入社後は研修を経て、大学などの学術機関を中心に飛び込みの営業をかける。1日に多いときは30~40件回る。迷惑がられることもあるが、「飛び込みでの営業に抵抗はない」という。「インストラクターの時からどんどん話せと言われてきたし、歯科技工士のときに経験した激務を越えるようなつらいこともないだろう」と、これまでのキャリアで培った経験が松田の力になっている。
30代後半での転職し、初の営業。「(中途採用)面接ではやる気と元気をアピールした」。一方で、「前任の人がやれなかったことをやることが、自分がニューテックに入社した意味」だと認識している。「新規営業なので、心を開いてもらえるように話す」と、自分なりの営業スタイルもつかんできた。今日も松田は、営業に奔走する。(敬称略)
プロフィール
松田直也
(まつだ なおや)
1980年11月生まれ、秋田県出身。東北大学歯学部附属歯科技工士学校を卒業後5年間、歯科技工士として働く。その後、コナミスポーツクラブへ転職し、約10年間インストラクターを務めた。2017年9月、ニューテックに入社。大学向けの営業活動に従事する。