Special Feature
IT市場に光は差すか 有力ベンダートップが占う2015
2015/01/15 21:33
週刊BCN 2015年01月12日vol.1562掲載
記者の眼
ITベンダーを対象とするアンケートは、各社のトップに新年の抱負を聞くインタビューと同じく、『週刊BCN』の毎年恒例の取り組みになっている。リーマン・ショック以降は、最近まで各社から前向きな回答を得ることがなかなかできなかったが、2014年には明るい兆しがみえ始めた。ユーザー企業のITに関する投資意欲が強まっているといえそうだ。そんなことから、2015年はかなり強気の回答を得ることができた。
国内IT市場は成熟段階にあるといわれるが、新しいトレンドを切り口に自社の強みを生かした製品・サービスを創造したり、新規ビジネスに着手したり、ASEANなど海外に市場を広げたりと、さまざまな角度からビジネスを手がけて市場の伸び以上の業績拡大を見込んでいるベンダーが少なくない。こうした状況をみれば、新しく迎えた2015年はIT業界が冷え込むことはないとみていいだろう。
市場が盛り上がれば、多くのトピックスが生まれ、ITベンダーにとっての商機になる。各社には、IT業界の新たな潮流をしっかりとキャッチアップして、成長につなげていくことを期待したい。
2014年、ユーザー企業のIT投資が活発化し、メーカーやSIerなどITベンダーの多くが収益増となった。IT市場に明るい兆しがみえているということだが、継続して光は差すのだろうか。有力なITベンダー各社のトップに、2014年を踏まえてIT市場や投資が活発な業種など2015年を占ってもらうとともに、市場の動きを見据えながら自社の業績がどうなっていくのか、海外ビジネスへの意欲、クラウドなど新トレンドに関するビジネスの進捗具合などについてアンケート調査を行った。2015年は、どのような年になるのか──。(構成/佐相彰彦)
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