ITベンダー各社へのアンケートは、各社のトップに新年の抱負を聞く「年頭所感」の企画と同様に、『週刊BCN』で恒例の取り組みである。2015年は、多くのITベンダーが業績を伸ばすなど順調な年だったといえる。かなり強気のITベンダーが多かったが、一方、Windows XPのサポート切れによるパソコンの駆け込み需要が2014年にあった反動で、クライアントビジネスが激減したり、Windows Server 2003のサポート切れによるサーバーのリプレース需要が思ったほど伸びなかったりと、厳しい状況を強いられたケースもあったようだ。