──2021年は富士通PCが誕生40周年を迎える節目の年だった。どのような1年だったか。

 さまざまなチャレンジができた年だった。40周年記念事業をいくつか展開し、例えば(ノートPCである)「UHシリーズ」のキーボードを単体で製品化し、クラウドファンディングという新しい方法で販売した。

 また、デジタル機器の扱いを苦手とする方に向け、AIアシスタント「ふくまろ」によるサポートサービスを展開する一方、ハイリテラシーユーザーを対象としたノートPC「FMV Zero」を投入するなど、FCCLが必ずしも得意としてこなかったカスタマーセグメントへ浸透していく取り組みを進めた。「挑戦するFCCL」を、お客さまにも取引先様にも好意的に受け入れられていると自負している。
 
代表取締役社長CEO
大隈健史

──社長就任から9カ月が過ぎた。

 楽しいチャレンジをさせてもらっているが、かなりタフなビジネスの現実を突き付けられたとも感じる。複雑な感情ではあるが、面白い環境に飛び込んできたと思う。