――足元のビジネスの状況は。2021年度(21年12月期)上期は前年同期比5%の減収となった。

 20年度の上期はコロナの影響が全くなかったが、下期からIT投資を控えたり意思決定を遅らせたりといった動きが目立つようになりインパクトが出てきた。21年度の上期もそれを引きずったかたちになったが、上期の終盤では企業が積極的にITインフラの強化に投資しようという気運が高まり、市況回復感が出てきた。事実、第3四半期は好調に推移している。
 
代表取締役社長
森田晶一

 ただし、コロナの感染状況も落ち着いた第4四半期に思わぬ向かい風が吹いた。電子部品の不足が深刻で、ネットワーク機器やコンピューターだけでなく、ストレージ系にもその影響が及んできた。値上げが多発し、ソフトメーカーにも便乗値上げを疑いたくなるような動きが目立つようになり、お客様のIT投資意欲に水を差すことになってしまった。21年度は若干厳しめの着地になりそうだ。ただし、来年度に向けてIT投資を積極的にしていくというお客様は多いので、悲観はしていない。