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<特集「IT統制とセキュリティ」>「コスト削減」がキーワードに

2009/01/20 19:56

週刊BCN 2009年01月19日vol.1268掲載

Sky
販売店にとって「売りやすい」情報セキュリティ
「コスト削減」を訴求、顧客/販売店からも注目を集める

資産管理機能でコストの概算も出力可能

 サブプライムローン問題に端を発した経済不況の波は、日本の実経済をも巻き込みつつある。この不況がいつ底を打つのかということも、予想不可能だ。先の見通しが立たず、「キャッシュ」を確保しておきたいといった状態で、販売店が顧客に対してなにか提案したとしても、なかなか財布の紐はゆるまないだろう。特に商材が「情報セキュリティ」であれば、なおのことだ。

 「情報セキュリティ」は、「保険」に喩えられるように、セキュリティ事故を未然に防ぐことを目的としている。そのため、現在のような経済状況では、導入が先送りされてしまいがちだ。

 しかし、そのような市場環境にありながら、新規のユーザーを多数獲得している情報セキュリティツールがある。Skyが提供している「SKYSEA Client View Ver.3」だ。


「コスト削減」の基礎は「情報セキュリティ」と同一

 「SKYSEA Client View Ver.3」は、「情報セキュリティ」に軸足を置きながら、ユーザー企業の「コスト削減」に貢献する機能を多数搭載している。「情報セキュリティ」と「コスト削減」は、どちらも「だれが」「いつ」「どのように」「使っているのか」など、企業情報システムの現状を把握することが重要になる。つまりそれが共通しているからこそ、「SKYSEA Client View Ver.3」は「情報セキュリティ」ツールでありながら「コスト削減」をも実現するのだ。

 わかりやすい例として、「SKYSEA Client View Ver.3」の資産管理・ログ管理機能がある。これを使えば、クライアントPCの状況を簡単に把握できるため、無駄なPCを発見したり、使われていないソフトウェアや余剰ライセンスなどが明確になり、コスト削減にもつながる。

 コストにかかわるレポートもワンタッチで出力でき、あらかじめ単価を入力しておけば、検討が必要なコストの概算を出力できるようになっている。さらに、各クライアントPCへ強制的に省電力設定を配布し、省電力支援機能を活用すれば、クライアントPCが消費しているエネルギーコストを抑えることもでき、さらなるコスト削減も可能だ。同社の試算によれば、デスクトップ300台、ノートパソコン200台を利用している企業の場合、年間で約67万円の電気代削減効果が見込めるという。

「コスト削減」を謳った商材は今だからこそ提案しやすい

 「コスト削減」というキーワードは、エンドユーザーだけではなく、販売店にとっても魅力的な提案となっている。先述の通り、企業の財布の紐は堅い。提案を持って行っても、門前払いされるケースも少なくないだろう。しかし「コスト削減」という提案であれば、提案内容を聞いてもらえる。実は、「SKYSEA Client View Ver.3」は情報セキュリティ市場においても、いち早く「コスト削減」効果を訴えてきた。その理由は、ユーザーニーズに合致していることに加え、販売店が売りやすい提案を行えるからだ。さらに「手離れがよく」「説明しやすく」「利益のでる商材」という条件も揃っており、注目を集めている。

 事実、08年後半から市場が厳しさを増しており、「新規がとれない」という企業が増加しているなかでも、「SKYSEA Client View Ver.3」は新たなユーザーを獲得し続けている。

 Skyでは、「SKYSEA Client View Ver.3」を新規購入する企業に対して「画面操作録画」オプションのライセンスを無償で提供する「『画面操作録画』でセキュリティUPキャンペーン」を09年3月31まで実施している。このキャンペーンを利用すれば、導入をためらっている企業の背中を押すこともできる。顧客/販売店の双方にとって、魅力的なキャンペーンである。

 「コスト削減」というキーワードや「キャンペーン」などを活用し、市場の開拓を行っているSky。同社の展開は、市場に活力を与えていることから、非常に注目されている。


Sky=http://www.skygroup.jp/

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