ハイビジョンをもっと身近に

ブルーレイとフルHD液晶を主力モデルまで拡大

 4月14日、NECパーソナルプロダクツは、2009年夏モデルを発表した。この夏モデルでは、ノートパソコン「LaVie」シリーズ、デスクトップパソコン「VALUESTAR」シリーズともに、とくに映像とデザインにこだわり、ラインアップを拡充している。

 「映像」については、高画質・高解像度の映像を楽しめるよう、ブルーレイディスクドライブを、主力モデルを含む21モデルに搭載(38モデル中)。2009年春モデルでは上位機種のみ8モデルがブルーレイディスクドライブ対応だったが、今回はボリュームゾーンを支える主力モデルまで展開する。

 ブルーレイディスクは容量が最大約50GB(2層の場合)で、現在普及しているDVDディスク(4.7GB)の約10倍もの情報を記録できる。そのため、高精細なハイビジョン映像も、映像の美しさを劣化させずに保存が可能だ。現在、ブルーレイを搭載したデジタル家電が普及しているが、「LaVie」や「VALUESTAR」の主力モデルでも、それと同等の高画質映像を楽しめるということだ。

 また、ブルーレイディスクは大容量化が進んでいるデジタルデータの保存にも適している。DVDではバックアップが複数枚にわたることもあったが、ブルーレイディスクなら1枚でも十分な容量を保存できる。

 これからのデジタルデータの保存に、ブルーレイディスクは適したメディアであるといえるだろう。

 さらに、2009年夏モデルでは、デジタルカメラで撮影したRAWデータに対応した写真ソフト「Paint Shop Pro Photo X2」やデジタルビデオカメラで撮影したハイビジョン映像を編集・保存できるビデオ編集ソフト「DVD MovieWriter for NEC」が標準搭載されている。高精細な画像やハイビジョン映像を自在に楽しむパソコンとしても、有効に活用できるだろう。

 ディスプレイは17モデルに16:9のフルHD(1920×1080ドット)液晶を採用した。パソコンを使うときには目に近い位置にディスプレイがあるため画素の粗さが目立つ時もあるが、高精細なフルHD液晶は、映像や画像をよりリアルに、より自然に近い形で表示することができる。

 また、デジタルカメラのRAWデータや、表計算ソフトなどの表示範囲が広くなるため、編集や仕事の作業効率も大幅に向上させることができるだろう。

デザインとパフォーマンス 先進の機能を提供するNEC

 今回の新モデルでは、筐体のデザインにもこだわった。「LL750/TGシリーズ」は、好評を博しているガラスフレークによるきらびやかなカラーバリエーションをラインアップ。デザイン性にもこだわったスタイリッシュなノートパソコンだ。ブルーレイディスクドライブ/16型ワイドフルHD液晶を採用したほか、Core2 Duo/4GB DDR3メモリを搭載し、高いパフォーマンスを実現している。

 HDMI端子を標準装備しているため、大画面テレビにパソコンの映像を出力することもできる。ブルーレイ映像を大画面テレビで楽しんだり、パソコンのデュアルディスプレイとして活用することも可能だ。

 「VALUESTAR N」の最上位デスクトップモデル「VN790/TGシリーズ」は、省スペースながら、インテリアと調和するデザインが採用されている。機能的には、ブルーレイ/21.5型ワイドフルHD液晶のほか、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナを2基搭載。TV視聴・録画ソフト「SmartVision」も強化され、スポーツ延長・拡大放送に対応するなど、HDDレコーダーのようなデジタル家電同様の録画機能を有している。ハイビジョン画質のまま長時間録画を実現したほか、録画した番組を編集できる録画番組編集機能も搭載した。パソコンの操作性の高さとデジタル家電の使いやすさを融合したモデルとして、注目を集めるだろう。