デジタルテクノロジーは、セキュリティ対策ソリューションとしてゾーホージャパンのクライアント管理ソフト「ManageEngine Desktop Central」を紹介した。
セキュリティインシデントのなかでも、標的型攻撃やランサムウェアなどに迫る勢いで、既存のぜい弱性を狙った攻撃が増加しているという。こうした攻撃は最新のパッチを当てることで大幅にリスクを減らすことができるが、そのためにはぜい弱性有無の状況を把握し、パッチ適用の徹底が重要だ。
Desktop Centralは、PCを定期的にスキャンし、パッチ適用状況の定期レポートを受信できるので、パッチの欠落を容易に発見できる。また、スケジュール機能で対象のPCにパッチを自動配布できる。対応OSはWindows/Mac/Linux。OSパッチをはじめ、Adobe、Javaなど200種類以上のサードパーティ製アプリケーションのぜい弱性パッチ管理に対応する。
管理端末のウイルス対策、ファイアウォール、欠落パッチの情報を
「ManageEngine Desktop Central」で把握できる
このほか、管理対象のデスクトップにインストールされたソフトウェアの使用状況やライセンス、禁止ソフトウェアなどを管理するIT資産管理機能やマルチユーザーに対する画面表示、ファイル転送、操作録画などができるリモートコントロール機能などを搭載。年間ライセンス価格は、50クライアントで19万8000円。
村上知康・アライアンスビジネス部担当課長は「セキュリティパッチの欠落をなくし、情報漏えいを防いでほしい」と訴える。