ロゼッタは、AIによるクラウド型自動翻訳サービスの「T-4OO」を展示した。日英間の翻訳で最大95%という高い精度を誇り、2019年5月時点で導入実績は3000社を超える。20年におよぶ翻訳事業への取り組みで得られた知見をもとに、医療・化学・IT・金融など2000以上の細分化された領域で専用のデータベースを用意。世界100カ国以上の言語に対応する。

 また、企業別のデータベースにユーザーが過去に翻訳したデータを蓄積することで、企業ごとの独特な表現や独自商材の名称などをAIに学習させることができる。回数を重ねるごとに翻訳の精度が高まり、ユーザー独自のAI翻訳エンジンが出来上がっていく仕組みだ。

 翻訳方式にはテキストを記入して翻訳する「テキスト翻訳」だけでなく、OfficeやPDFのファイルをアップロードして翻訳する「ファイル翻訳」に対応。訳文テキストがそのまま上書きされるため翻訳前後でファイル内のレイアウトは変わらず、作業への影響が少ない。PDFファイルはWordファイルへと変換され、手直しや修正が可能。

 主なユーザーは機械、電気電子、医薬、化学といった業種で、各企業の中でも技術部門や管理部門といった専門書類を取り扱う部署で活用されている。
 
クラウド型自動翻訳サービス「T-4OO」