これまでゲーミング、コンシューマー向けのイメージが強かった日本AMDのCPUだが、法人市場において存在感を大きく高めている。日本を代表する製造業において数万台規模という一括導入や、中央官庁の多くでも導入が進む。その背景にあるのが競合と比較した性能、省エネ、独自のセキュリティ、コストパフォーマンスなどがある。そこで、ビジネスモバイル向けCPU「AMD RyzenTM PRO 6000 シリーズ・プロセッサー」を取り上げて、日本AMDのCPUの魅力を探っていく。
パフォーマンス、低消費電力、独自のセキュリティで競合への優位性を高める
2022年4月に発表され、コア・アーキテクチャーに「Zen 3+」を採用するAMD Ryzen PRO 6000 シリーズ・プロセッサーは、製造プロセスをAMD Ryzen PRO 5000 シリーズ・プロセッサーの7nmから6nmに微細化するとともに、パワーマネジメント機能を強化、電力効率が大幅に向上している。グラフィックス機能も、GCNアーキテクチャーのVegaからRDNA2アーキテクチャーに変わるなど強化された。
AMD Ryzen PROの性能向上は、競合製品への優位性も高めている。一般的なオフィスの生産性ワークロード(Microsoft Officeアプリ)について、AMD Ryzen 7 PRO 6800U搭載のPCとIntel Core i7-1255U搭載PCを比較したところ、パフォーマンスが同等でありながら消費電力がAMD Ryzen 7 PRO 6800Uで23%減。Microsoft Officeアプリ+Teamsでは、AMD Ryzen 7 PRO 6800Uがパフォーマンスで13%上回りながら消費電力も13%減という結果となった。
また、Microsoft Teamsを使ったビデオ会議におけるバッテリ駆動時間をAMD Ryzen 7 PRO 6850Uの搭載PCとIntel Core i7-1260Pの搭載PCで比較すると、AMD Ryzen 7 PRO 6850U搭載PCは最大で45%長くなるという。また、AMD Ryzen 7 PRO 6800U搭載の「HP EliteBook 865 G9」では最大29時間もの動画再生を可能にする。
これまでゲーミング、コンシューマー向けのイメージが強かった日本AMDのCPUだが、法人市場において存在感を大きく高めている。日本を代表する製造業において数万台規模という一括導入や、中央官庁の多くでも導入が進む。その背景にあるのが競合と比較した性能、省エネ、独自のセキュリティ、コストパフォーマンスなどがある。そこで、ビジネスモバイル向けCPU「AMD RyzenTM PRO 6000 シリーズ・プロセッサー」を取り上げて、日本AMDのCPUの魅力を探っていく。