大企業を中心にERP(統合基幹業務システム)を提供してきたSAPジャパンが、ここ数年で様変わりした。中堅中小企業(SME)向け製品を投入したほか、業務システムを繋ぐプラットフォームまでラインアップを広げた。昨年8月に就任したロバート・エンスリン社長は、国産ベンダーの競合が多いこのSME市場をターゲットに「成長路線」を突き進もうとしている。「日本企業はカスタムメイドが多く、パッケージ製品にチャンスあり」と、人員、開発やパートナー体制などのリソースを大幅に拡大し、トップの座を堅持することに自信を見せる。勝算はあるのか。